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後悔しないステッカー作成
ステッカーを作成しようとネットで検索すると、たくさんの業者が見つかりますね。
安いところ、高いところ、いっぱいあって、どの業者に頼めばよいか迷いませんか?
せっかく作るステッカーですから、長持ちするステッカーを作りたいと思います。
まずは、素材。
長持ちするステッカーを作成したいのなら、素材はPETフィルムか塩ビフィルムを使っている業者を選んでください。
屋外で使うのなら紙素材は絶対にダメ!
耐水性があるユポ(ユポ紙、ユポタック、合成紙など)を使っている業者もありますが、ユポは屋外で長期間使用するには適しておりません。
当店では、PETフィルムを使用しております。
※PVC(塩ビ)と、PET(ポリエステル)を比較した場合、PETのほうが固く(強く)、透明度が高いという特性があります。
また、PVCは燃やすと塩素ガスが発生しますが、PETは発生しません。
次は印刷方式。
安いところはオフセット印刷、高いところはシルク印刷ではないでしょうか?
もちろん、サイズや作成枚数により一概には言い切れませんが・・・
シルク印刷
ステッカーの印刷で最も適していると言っても良いかと思います。
デメリットは色ごとに製版が必要なので、枚数にかかわらず、製版代が必要になります。
大量に作るのなら問題ありませんが、少枚数の場合は1枚当たりの単価が高くなります。
また、グラデーションや写真の印刷を行うことができません。
提携工場にてシルク印刷方式のステッカーを承ることができます。
詳しくは、シルク印刷方式のステッカーのサイトをご参照ください。溶剤系インクジェット印刷方式
この方式でステッカーの印刷を行う業者が最も多いかと思います。
家庭用のインクジェットプリンタのインクと違い、溶剤系のインクを使って印刷します。
溶剤系というのは、ペンキのようなインクと思ってください。
ペンキと同じような特性を持ったインクなので、屋外で使用するステッカーの印刷に適します。
シルク印刷のように製版の必要がないため、少枚数でも比較的に安価に作成ができます。
また、グラデーションや写真の印刷を行うことが可能です。
当店では一時期、この方式の印刷機を導入して、トナー印刷方式で作成したステッカーと比較をしたことがあります。トナー印刷方式に比べ、特に優れたところはなかったため、現在はトナー印刷方式のみでステッカーを作成しております。インクジェット印刷方式
家庭用のプリンターと同じインクジェットプリンタでステッカーを作成する業者もあるようです。
染料系ではなく顔料系のインクなら、多少はましなような気がしますが、このタイプなら自分でステッカーを作成するのと同じこととなります。
他店で作成され、にじんだとか、色褪せしたなどで困っておられるお客様から相談をお受けすることがありますが、どうも、この方式で作成されたものだったようです。トナー印刷方式
当店ではこの印刷方式でステッカーを作成しております。
色の素である顔料を樹脂でコーティングした粒子で印刷を行い、樹脂を熱で溶かして定着させます。
⇒トナー印刷方式の詳細は、ステッカーの印刷方法のページをご参照ください。
色褪せしにくい顔料を樹脂で圧着させているので、耐水性や耐候性が高い印刷となります。
シルク印刷のように製版の必要がないため、少枚数でも比較的に安価に作成ができます。
また、グラデーションや写真の印刷を行うことが可能です。オフセット印刷方式
フルカラーのパンフレットやチラシなど、商業印刷で使われている方式です。
写真やグラデーションの印刷が可能で、きれいな仕上がりとなります。
大量の印刷を安価に製作するのに適していますが、色褪せが早いため、屋外で使うステッカーの印刷には、あまり適さないと思います。
当店では出荷をする段ボールに貼るシールを、この方式で印刷をする業者に依頼しています。
表面のラミネート加工
長期間、屋外で使うステッカーは、表面を保護するラミネート加工が必須となります。
表面をラミネートするフィルム素材は、ステッカーを印刷する素材と同じものがベストです。
異なる素材の場合、伸縮性の違いなどで反ってしまうことがあります。
また、良くPP加工との話を伺いますが、PP(ポリプロピレン)は、耐候性が低いので、お勧めできません。
まとめ
グラデーションや写真がなく、大量に作成
→ シルク印刷方式の業者様でご相談なさるのが良いかと思います。
できれば、比較のため、当店へも概算お見積りのご依頼を・・・
よろしければ、シルク印刷方式のステッカーのサイトからご下命ください。グラデーションや写真がある
→ 溶剤系インクジェット印刷方式か、トナー印刷方式の業者でご相談を。
少枚数、小さいサイズで多枚数
→ 溶剤系インクジェット印刷方式か、トナー印刷方式の業者でご相談を。
段ボールなどに貼るので、屋外での長期の耐候性は不要
→ オフセット印刷の業者様でご相談なさるのが良いかと思います。