印刷方法
ステッカー、シールの印刷方式いろいろ
ステッカー、シールを印刷する方式はいろいろあります。 それぞれの方式でメリットとデメリットがあります。
※ここでの説明は、明確な説明ではなく、こんな感じという内容です。
※同じ方式でもメリットとデメリットが異なる場合もございます。
当店の印刷方式
カラーコピーやカラーレーザーと同じ印刷方式です。
インクではなくトナーで印刷を行います。
トナーは顔料(色の粉)を樹脂でコーティングした粉と考えてください。
CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の4色のトナーを使って印刷し、印刷後に熱を加えて顔料をコーティングした樹脂を溶かして圧着させています。
水に強く、ラミネート加工をすれば、色褪せもしにくくなります。
大きさや枚数によりますが、ステッカー(シール)に適した他の方式より、安価に同等レベルのステッカー(シール)を作成することが可能です。
ちょっと複雑な心境ですが、お客様から思っていた以上のステッカーだっとの声をよくいただいております。
[ ←イメージ図(本当はもっと複雑です)]
その他の印刷方式のご紹介
インクジェット方式 (染料系、顔料系) | インクジェット方式 (溶剤系) |
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家庭で良く使われるタイプです。 液状のインクを吹き付けて印刷しています。 通常はCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の4色のインクを使って印刷をしますが、このタイプの場合、それ以外の色を組み合わせて5~9色で印刷をする機種が普及していますので、最もきれいに印刷できる方式だと思います。 ステッカー(シール)をこの方式で印刷することも可能ですが、染料系だと水に濡れるとにじみます。また、屋外で使用するとすぐに色褪せしてしまいます。
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家庭で使われるインクジェット方式と同じように液状のインクを吹き付けて印刷するタイプですが、インクの種類が異なります。 インクはペンキと同じようなものと考えていただければわかりやすいと思います。屋外の塗装に使われるペンキと同じような性能のインクで印刷を行いますので屋外で使用するステッカー(シール)を作成するのに適しています。 この方式でステッカー(シール)を作成される業者様が多々あります。 溶剤系のフルカラーステッカーはこちらでご案内しています(別サイト)。 |
シルク印刷方式 | オフセット印刷方式 |
耐光性・耐水性の高いインクを使用することができるシルク印刷は、屋外で使用するステッカー(シール)には最も適した方式だと思います。 この方式は色数分の版を作り、それぞれの色を順番に印刷してゆきます。 たとえば、赤・青・黄の3色が使われた原稿を印刷する場合、3色分の版を作って、3色を順番に印刷してゆきます。 それぞれの色を順番に印刷しますので写真やグラデーションの印刷ができません。ただし、この方式は白や金、銀、蛍光色のインクを使用することができ、ラメ入りの印刷をすることも可能です。 製版代が必要になりますので、少数の場合は割高になります。シルク印刷ステッカーはこちらになります(別サイト)。 |
フルカラーのパンフレットやチラシなど、商業印刷で使われている方式です。 大量の印刷を安価に製作するのに適していますが、色褪せが早いため、屋外で使うステッカー(シール)には、あまり適さないと思います。
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他にも、色々な方式があると思います。 また、印刷をするのではなく、色々な色のカッティングシートをロゴや文字の形でカットして作るカッティングステッカー(別サイト)もあります。